サーフボードの上で軽い身のこなしをみせる男性は佐野誠一さん。御年なんと89歳。
ドイツメディアも取材に来るなど今、世界が注目する佐野さん。「めざまし8」は、その原動力を取材するため佐野さんの住む街へ向かいました。
世界最高齢89歳サーファー 上下デニム姿で向かったのは…
げたの音を響かせながら駅の改札から出てきた佐野誠一さん(89)。
この記事の画像(16枚)黒の帽子にオシャレな上下デニム姿の佐野さんが向かったのは…、サーフショップ。
その後ウェットスーツに着替えると、足を上げ入念にストレッチ。89歳とは思えない柔軟性を見せます。
実は佐野さん、3月に88歳と288日で「世界最高齢のサーファー」としてギネス世界記録に認定されたのです。さらに驚くことに、佐野さんがサーフィンを始めたのは80歳になってから。
波に乗りながら180度体を回転!?
サーフボードを持って海岸へ向かう佐野さん。準備が整い、いざ白波が立つ海へ。
この日は少し波が激しかったのか思い通りに波に乗ることができません。
しかしこの後、ボードに立った佐野さんは…
波に乗りながら180度体を回転。
右足と左足を瞬時に入れ替える高度なテクニックを見せてくれたのです。
挑戦し続ける理由は「楽しいから」
佐野誠一さん:
70代の頃は1つでも年をとるのが嫌だったけど、80歳からサーフィンをやり始めてからそういう思いがなくなった。
さらに、これまでもサーフィンだけでなくスキーや…
社交ダンス!
インラインスケートまで!
さらに、80歳にして富士山に登頂するなど様々なことに挑戦してきたのです。
そんな佐野さん、なぜ80歳でサーフィンを始めたのでしょうか。
佐野誠一さん:
富士山に行って帰ってきて、2、3日たって事務所で外を見ている時に「サーフィンをやろう」と。突発的に。
いろいろことに挑戦してきた佐野さん。その原動力は?
佐野誠一さん:
楽しい。いくつになっても楽しい。とにかく楽しい。なんの理屈もない。
ーー楽しみがあるから挑戦し続ける?
佐野誠一さん:
そうです。楽しいから。楽しくなかったらやめる。
(めざまし8「#NewsTag」4月18日放送より)