沖縄・宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故を巡り、16日、海底での捜索で隊員とみられる5人が発見された。
陸上自衛隊によると、午前8時30分頃、宮古島の隣の伊良部島から北側に約6kmの海域で、要救助者5人と損壊したヘリコプターの一部を発見した。
消息を絶ったヘリと、搭乗していた隊員とみて、確認を急いでいる。

今回の事故では、陸自第8師団の坂本師団長ら10人の行方がわからなくなっていたが、13日にヘリの主要部分と人の姿が水深約100mの地点で確認。
自衛隊は、14日からダイバーが直接、海に潜って確認する「飽和潜水」に向けた作業を進めたが、機材の不具合や悪天候で中断が続き、16日に再開していた。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)