タイで「ソンクラーン」と呼ばれる伝統の“水かけ祭り”が、4年ぶりに行われた。

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大勢の人がひしめきあい、水鉄砲を“撃って撃たれて”大騒ぎしていた。

13日、タイ伝統の祭り「ソンクラーン」がバンコクで行われた。

この祭りは新型コロナで中止されていたが、4年ぶりに復活した。

水鉄砲を持つびしょ濡れの人たち
水鉄砲を持つびしょ濡れの人たち

参加している人々は、溜まりに溜まった鬱憤(うっぷん)をぶちまけつつ、互いのストレスを水に流す。

タイの女性:
最高!

ベルギーの男性:
タイの文化は素晴らしいよ!

水をかけて清め“敬意を払う”という風習

このお祭りの由来はご存知だろうか。

1997年、仏像に水をかける様子
1997年、仏像に水をかける様子

伝統祭「ソンクラーン」は、そもそも仏像や年配者などに水をかけて清め、“敬意を払う”という風習だった。

カメラに向かって水鉄砲を撃つ人たち
カメラに向かって水鉄砲を撃つ人たち

タイはこの時期、1年で最も暑く、水かけで暑さをしのげることから、いつしか水鉄砲合戦がメインイベントのようになった。

水鉄砲で水をかける男性。周りにはびしょ濡れの人たち
水鉄砲で水をかける男性。周りにはびしょ濡れの人たち

ストレスから解放されるのも良いが、敬意を忘れてはいけない。

(「イット!」 4月14日放送より)

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