沖縄県の宮古島周辺での陸上自衛隊のヘリコプターの事故で、14日午後に始まった「飽和潜水」による捜索は、いったん中止となった。

ヘリの機体とみられるものが発見された現場周辺では、14日午後、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」からダイバーが深い海での作業を可能にする「飽和潜水」の作業が始まった。

しかし、関係者によると、捜索はいったん中止となり、15日に改めて捜索するという。

岸田首相:
今後、潜水士による水中捜索を行う予定であり、機体を引き上げることが可能か、確認作業を行うとともに事故原因の早期究明に努めてまいりたいと考えている。

午後6時半ごろ、岸田首相は「隊員が1日も早く家族の元に帰ることができるよう全力を尽くす」と述べた。