アメリカのトランプ前大統領は13日、一族が経営する企業をめぐる民事訴訟で司法当局に出頭し宣誓証言に臨みました。

この民事訴訟は「トランプ・オーガニゼーション」が資産価値を偽り、不正に利益を得ていたなどとしてニューヨーク州の司法長官がトランプ氏を民事提訴していたものです。

トランプ氏は13日、司法長官の事務所を訪れ、真実を話すことを誓った上で証言をする「宣誓証言」に臨みました。

司法当局に出頭したトランプ前大統領(13日)
司法当局に出頭したトランプ前大統領(13日)
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去年召喚された際は黙秘権を行使したトランプ氏ですが、今回は証言をしたとみられ、証言内容が証拠として採用されるため、何を語ったのか注目されています。

トランプ氏をめぐっては別の「口止め料」疑惑で今月4日、罪状認否で無罪を主張したばかりで刑事でも民事でも、法的問題への対応が連日報じられています。

国際取材部
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