サクラの名所や古木を巡る「置賜さくら回廊」のキャンペーンが4月7日に始まった。開幕のセレモニーが行われた山形・南陽市の公園もちょうど満開となり、サクラを目当てに多くの人が訪れていた。
昨年までは案内ができず…「寂しい思いだった」
「置賜さくら回廊」は、南陽市の赤湯温泉から白鷹町荒砥までをつなぐ約43kmのサクラの観光ルートだ。

この時期は置賜エリア各地でサクラ祭りが行われ、毎年多くの人が県の内外から花見に訪れる。

7日は、南陽市の烏帽子山公園でシーズンの幕開けを告げるセレモニーが行われ、それぞれの市・町の観光ガイドなどが観光客に餅を振る舞い、行動制限のない中で迎えた花見のシーズンをともに喜んでいた。

観光ガイド 南陽えぼしの里案内人・安達孝行会長:
2022年まで、こんなサクラのきれいな時に案内ができず、寂しい思いだった。2023年は本当に頑張りたい

例年にない早さで開花が進む県内のサクラ。烏帽子山公園も7日に満開となり、見ごろを迎えている。

埼玉から訪れた親子:
高速道路からも見えた。子どもに見せたいと思って来た

埼玉から訪れた親子:
こんなにサクラをきちんと見たことがない。見られてよかった

「置賜さくら回廊」では、このほかの場所でも4月10日の週には満開が予想されている。
(さくらんぼテレビ)