5月19日〜21日に行われるG7広島サミットに向けて、不審者対策の訓練やAI(人工知能)による防犯対策の導入が進められている。
この記事の画像(13枚)警察官に止められた、車に乗った不審な人物。
男は車から降りると、警察官に“大きな刃物”を振り上げた。
6日、島根県松江市で、5月19日〜21日に行われるG7広島サミットに向けた訓練の様子だ。
各国の首脳たちに危害が及ばないよう、島根県警は警備の体制や方法を確認している。
島根県警 警備課 長谷川佑介課長補佐:
刃物を振り回した者に対する対処。起こりうるものと思い訓練している。
一方、“陸の玄関口”JR広島駅ではーー。
ここでは、そもそも不審者を侵入させないようにと、警備にAI(人工知能)を導入する予定だ。
記者:
今ご覧いただいているのは、防犯カメラの映像です。改札に見立てたショールームで、胸元からおもちゃのナイフを防犯カメラに向かって差し出しました。するとどうでしょう、赤いマーク。すぐに異変を検知しました。
サミット“過去最高クラス”の厳戒態勢
JR西日本は、防犯機器メーカーと協力してAIが監視するシステムを開発した。
このAI監視システムは、人混みの中でも刃物を見分けることができる。
さらに、置き去りになった鞄や、不審な行動を取る人物も検知することができる。
JR西日本はAIカメラの他にも、警察と協力し、危険物探知犬を配備させる。
JR西日本はサミット期間中「“過去最高クラス”の厳戒態勢で臨む」としている。
(「イット!」 4月7日放送より)