山形に誕生した新たなヒーローが山形市役所を訪問。「言葉が『凶器』とならないよう子どもたちを守っていく」と熱く決意を語った。
子どもと方言を守る“ご当地ヒーロー”

山形市役所を訪れたのは、ご当地ヒーローの「言霊戦士ヤンバイダー」。ポジティブな言葉で子どもたちと山形の方言を守ろうと、この春誕生し、今後、保育園を訪問したり、こどもの日などのイベントに参加したりする予定だ。

山形の山をイメージしたマスクに、良い言葉を集める胸元の青いライト。そして、武器となる剣は「エガッター」、身を守る盾は「ナイダテ」。山形の方言を使うなど、子どもたちに親しみを持ってもらおうと工夫を凝らしたキャラクターだ。
ヤンバイダーの活動を市長が激励

3月30日は佐藤市長とオリジナルの名刺を交換した後、握手を交わしたヤンバイダー。「言葉が『凶器』にならないよう子どもたちを守りたい」と自らの使命を伝えると、佐藤市長も「山形の方言の良さを子どもたちに伝えてほしい」と今後の活動にエールを送った。

ご当地ヒーロー・言霊戦士ヤンバイダー:
失われつつある山形の言葉を次世代に伝えていく役割と、優しさと思いやりを持った言葉を届けられるヒーローとして、県内各地あちこち飛び回って行きたいと思います。ヤンバイよろしく!

ヤンバイダーは今後、強くなっていくために、山形の方言にちなんだ必殺技や武器を子どもたちに考えてほしいと話していた。
(さくらんぼテレビ)