
エステサロンなどで行われる超音波機器「HIFU(ハイフ)」の施術について、消費者安全調査委員会は、施術者を医師に限定すべきだとする意見書を厚生労働省に提出した。

消費者安全調査委員会によると、痩せる効果などをうたうHIFUによる事故は、2015年からの8年間で135件報告され、増加傾向となっている。

このうち、顔への事故が94件で最も多かった。

麻痺や、やけどのほか、目の周りへの施術で「急性白内障」になった例もあった。

委員会は、HIFUの施術を適切に行うには解剖学の知識が必要だとして、施術者は医師に限定すべきなどとする意見書を厚労省に提出した。