フランスで年金改革に反対するデモ隊が、ルーブル美術館の入り口を封鎖し、臨時休業となった。

3月27日、ルーブル美術館の入り口で職員らがデモを行ったため、美術館は臨時休業を余儀なくされた。

ロンドンからの観光客の女性は、「なぜ彼らが抗議しているかは理解できるが、私たちはモナリザを見に行きたいの」と話した。

フランスでは、年金受給開始を64歳に引き上げるなどの法案が強行採択されたことをめぐり、大規模な抗議活動が相次いでいる。

8日にも、モナリザなどの周りに多くの人が集まり、スローガンの書かれた旗などを持って叫ぶなどデモを繰り広げ、訪れた観光客にも影響が出ている。
(「イット!」3月28日放送)