窓の劣化で重傷の恐れがあるとしてNITE=製品評価技術基盤機構が、注意を呼びかけている。

暖かくなり、気持ちよく窓の拭き掃除をする男性。しかし、こんなところにも危険は潜んでいる。

上下に開く窓を開けようとする男性。

ところが、窓が自然に閉まっていく。

何度やっても窓が閉まってしまうため、男性はつっかえ棒を差し込んで掃除を始めた。

ところが、ふとしたはずみで棒が外れた。


すると、上から落ちてきた窓にはさまれたマネキンの指は、切断されてしまった。

NITE=製品評価技術基盤機構が事故映像の様子を公開。年月が経過した窓やドアが劣化することで起きる重傷事故は、この10年間で5件発生している。
点検をして事故を防ぐ
事故を防ぐための点検ポイントは、以下の通りだ。

▲開閉がスムーズか
▲がたつきがないか
▲異音がないか
▲破損や変形がないか
など。

見た目に異常がなくても事故につながる恐れがある。

さらにNITEでは、外出や換気の機会が増えるこの時期、ドアのすき間に子供の指をはさんだりしないよう注意を呼びかけている。
(「イット!」 3月24日放送より)