WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、14年ぶりに優勝した侍ジャパン。試合後の選手たちの喜びの声が入ってきた。アメリカ生まれの侍、ラーズ・ヌートバー外野手(25)は、日本代表の一員として優勝を勝ち取った喜びと、母・久美子さんへの思いを語った。

胴上げされるのは初めて…「少し驚きました」

9歳の時に日本代表になりたいと思った。3回目の優勝を勝ち取ったチームの一員になれたこと、少年のころに憧れていた選手と対戦できたことは、夢の中にいるような気持ち、信じられない気持ちで、3回目の優勝を勝ち取れてさらにうれしく思う。

壇上に上がった時に、栗山監督を胴上げするのか聞いて回っていた。日本式のお祝いだと聞いていたから。僕は胴上げされるのは初めてでしたから、少し驚きました。でも、めったにないことだから。一生の思い出にできるように、写真を撮っておきたい。

日本のユニホームを着られることは、母に対して敬意を示すことになった。母は僕の要求すべてを満たしてくれた。母親の癖などが今になって理解できた。特別な時間を過ごせた。金メダルは母に捧げたいと思う。

(「イット!」3月22日放送より)