ウクライナの子供たちの拉致に関与した容疑で、ICC(国際刑事裁判所)がプーチン大統領に逮捕状を出した。

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週末、ロシアのプーチン大統領が動いた。

クリミア半島をウクライナから一方的に“併合”してからこの日で9年を迎え、プーチン大統領は現地を電撃訪問した。

さらに同じ日、自ら車を運転し別の町へ入った。

場所はウクライナ東部の町・マリウポリ。2022年にロシア側が一方的に“併合”したドネツク州の重要拠点だ。

集合住宅を訪れると、“住人”だという人たちがプーチン氏を笑顔で出迎えた。

“住人”:
何度もあなたをテレビで見たことがあります。

“住人”:
ここは小さな天国です。

“歓迎”される様子をアピールしたが、国際社会は正反対の動きを取っていた。

ICC(国際刑事裁判所)が、プーチン大統領に逮捕状を出したのだ。

容疑は…?

ウクライナの子供たち拉致に関与か

プーチン大統領は、ウクライナの子供たちの拉致に関与した疑いがもたれている。

ロシア側が公開していた映像には、ウクライナの子供たちがロシアへと連れて行かれる様子が映っていた。

2022年、突然バスに乗せられロシアに連れ去られたという少女はこう語っていた。

2022年にロシアに拉致された少女:
彼らは私にこう言いました。「食料も快適な住居も与えているのに何が不満なんだ」と。

2022年にロシアに拉致された少女:
「ファシストたちの元へ帰れ!」と。

ウクライナ側は、「1万6000人以上の子供たちがロシアに連れ去られた」としている。

(「イット!」3月20日放送より)

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