海外から帰国せず、陳謝するはずの本会議を欠席した、政治家女子48党のガーシー参院議員。
ガーシー議員に対する「除名」の懲罰を、15日の参院本会議で正式決定する。
「除名」処分は72年ぶりとなる。

ドバイなどに滞在し、2022年7月の初当選以来、国会への欠席を続けているガーシー議員。
その懲罰を巡っては、当初「議場での陳謝」が科せられていたが、訪問先のトルコから帰国せず、8日の本会議を欠席し、「陳謝」を拒否。

14日に再び懲罰委員会が開催されたが、「職責を果たそうとしない態度は国民に対する裏切りであり、国会議員の身分を放棄するに等しい」など、除名が妥当とする意見が出され、ガーシー議員に対し、最も重い懲罰の「除名」を科す案を全会一致で可決した。
15日の参院本会議で出席議員の3分の2以上の賛成があれば、ガーシー議員は「除名」され、その場で議員の身分を失うこととなる。
「除名」処分は72年ぶりで、「ガーシー参院議員」は7カ月半で終わりを迎える。
