1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、小幅に反発した。

最近の下落を受けて買いが入り、なかでも建設機械のキャタピラーやITのセールスフォース・ドットコムが値を上げた。

しかし、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの長期化に対する警戒感から売り注文も多く、上値は伸びなかった。

結局、ダウ平均は、前日比5ドル14セント高の3万2661ドル84セントで取引を終えた。

一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、前日比76・06ポイント安の1万1379・48だった。