アメリカで時速500キロで走行する「リニア新幹線」を整備・運行する計画について開発するJR東海などが関係者らに説明するイベントがニューヨークでで行われた。
このプロジェクトは、JR東海が開発する時速500キロの「超電導リニア」の技術を用いて、「リニア新幹線」で首都ワシントンDCとニューヨークを結ぶもので現在は、鉄道で3時間ほどかかる距離を1時間で走行することを目指している。


22日に行われたイベントでは日本国内のリニア中央新幹線の試験運転の状況やアメリカで期待される経済効果などを現地の関係者に説明した。
現地を訪問したJR東海の柘植康英・代表取締役会長は「ワシントンからボルチモア、フィラデルフィア経由して、NYまでが超電導リニアによって1時間で結ばれた場合スーパーメガリージョンが形成され、大きな経済効果や、人々の生活にポジティブな影響がある」と巨大な効果があることを強調した。
JR東海などは2026年から工事を開始し2035年までに一部区間の営業開始を目指したいとしている。