長野市で不定期に開かれる子ども服や子ども用品の「おさがり交換会」。歴史的な物価高の中、何かと出費がかさむ子育て世代にとってはありがたいイベントで、毎回、大人気となっている。親子で見つける「宝探し」にもなっていて、袋いっぱいの「おさがり」を手にしている人もいた。
7年前に開始 物価高で大人気に
この記事の画像(7枚)2月11日、長野市のリサイクルプラザ。子育て世代が長い列を作った。目的は子ども服や子ども用品の「おさがり交換会」だ。
利用者は持ち込んだ数だけ他の人の持ち込み品と無料で交換できる。持ち込まなくても3点100円で購入できる。
4人の子どもの母親:
(どれくらい持ってきた?)30着くらいです。(着られない服はたくさん出る?)出ます出ます。新しい服も全部買うと高いので、こういうことをやってもらえて、とてもありがたい。(お目当ては?)春物の洋服と保育園のお着替えを
子ども服などが種類やサイズごとに分けられ、いよいよスタート。
「おさがり交換会」は、長野市のリサイクルプラザがごみを減らす「リユース」の取り組みとして7年前に始めた。
ただ、最近は歴史的な物価高。
不定期開催だが、何かと出費がかさむ子育て世代にとってはありがたいイベントで、毎回、大人気となっている。
1万7000品のストック 「宝探し、家計の助け」
交換会とは別に毎月1回「回収日」もあり、倉庫には1万7000品ものストックがある。持ち込んだ人は次の「交換会」で引き替えることが可能だ。
さて、イベントの制限時間は50分。
「物価高でダメージが大きくて、ありがたい」「宝探しで楽しく、家計に優しい」などと大好評で袋いっぱいの「おさがり」を手に入れた人もいた。
リサイクルプラザ・望月るみ子ヘッドチーフ:
子ども服や育児用品は一時使って必要なくなるけど、まだ使えるものがたくさんある。もったいないとか、まだ使えるものは、どんどん回して使っていくということで、皆さんにご利用してもらいたいと思っています
次回の開催は5月28日。城山公園で行う予定だ。
(長野放送)