福島の自然などを活用した、新たな観光コンテンツが誕生した。それが「エクストリームふくしま」 エクストリームとは、日本語で「極度の・過激な」といった意味がある。福島県のエクストリームな体験を紹介する。
3つのジャンル・12コンテンツ
福島県はエクストリームを「非日常的な体験」として、豊かな自然をフィールドに、様々な体験で全国・世界に魅力を発信していく。「エクストリームふくしま」は「アドベンチャー」「エックススポーツ」「アメイジングビュー」の3つのジャンルに分かれ、12のコンテンツがある。

アドベンチャーの一つ「エクストリーム温泉」
中ノ沢・沼尻温泉の源泉エリア。安達太良山の中腹・標高約1300メートルまで登り、川に流れ込む源泉をそのまま露天風呂として楽しむ。

エックススポーツの一つ「ドリフトタクシー」
自動車の後輪を滑らせながら走行する「ドリフト」の聖地・エビスサーキットでは、車に同乗してドリフトの迫力を体験できる。

アメイジングビューの一つ「霧幻峡の渡し」
約50年前に廃村になった金山町三更集落と対岸を結んでいた只見川の渡し船が復活。夏の朝と夕に霧に包まれ、まるで夢のような景色になることから「霧幻峡」と呼ばれるように。

極太タイヤで雪道を走破
「アドベンチャー」コンテンツの一つ「雪上ファットバイク」は、ゲレンデを自転車で疾走する。

最大の特徴は、太いタイヤ。幅は通常の自転車の約3倍あり、溝で雪をしっかりと掴み走ることができる。

この体験を提供するのは、福島県二本松市に安達太良自然センターを開設し、アラスカなどでレースにも参加する一瀬圭介さん。

一瀬圭介さん:
砂地の上も走れますので、福島の土地をいろいろ四季を通じて遊ぶには、なかなかいい自転車かなと思います

操作は自転車と同じ。初心者でもすぐに楽しめる点も、魅力の一つだ。思う存分体を動かしながら銀世界を満喫する。新たな冬のレジャー・スポーツで、福島を盛り上げる。

一瀬圭介さん:
この土地を訪れるきっかけになるのではと思っている

一瀬圭介さん:
まずはここに来てくださいということで考えて。エクストリーム福島を展開していきたいと思っています

福島県は今後も魅力的な観光コンテンツを増やし、PRしたいとしている。
(福島テレビ)