ペンギンたちの“お引越し”
福岡市動物園のペンギンが、園内のリニューアル工事に伴って、一時的に「マリンワールド海の中道」に預けられることになった。

飼育員が1羽ずつ確認しながら捕まえているのは、福岡市動物園のフンボルトペンギン。福岡市動物園は2006年から園内のリニューアル工事を順次進めていて、現在のペンギン舎も改修工事に取りかかることから、一時的にペンギンは別の場所へ引っ越すことになった。

福岡市動物園のペンギンは全部で29羽。このうち14羽がマリンワールドに、15羽が熊本市動植物園に預けられる。
ペンギン担当 三宅一平さん:
何年も長いこと世話をしていたので、送り出すときはやっぱりさみしいですね。
トラックに乗せられたペンギン。飼育員に見送られて出発。

動物園のペンギンが、無事、福岡市東区の「マリンワールド海の中道」に到着。ケージが開けられると、少し辺りを見渡して水の中へまっしぐら。気持ちよさそうに泳ぎ始めている。
「マリンワールド海の中道」で既に飼育されているケープペンギンとは別のプールで飼育されるという。

マリンワールド海の中道 藤森佳奈さん:
これから楽しみです。元気な状態でペンギンたちをお返しできるようにしっかり飼育していきたいと思います
福岡市動物園のペンギンは、来年春頃まで「マリンワールド海の中道」に預けられることになっている。

(テレビ西日本)