約2700万円が奪われた強盗事件から半年、防犯カメラの映像によって犯人が逮捕された。

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2022年7月、兵庫県姫路市の解体業者の事務所で約2700万円が奪われた強盗事件。

警察は2月10日、容疑者を逮捕したと発表。逮捕されたのは、住所不定・職業不詳の古川昴容疑者(24)と黒野智心容疑者(25)ら3人の男。

防犯カメラに映るフルフェイスの3人組男

事件当時の防犯カメラが捉えていたのは、事務所にやってきた白い車。降りてきたのは、フルフェイスのヘルメットに全身黒ずくめの3人組だ。

防犯カメラに映ったフルフェイスの3人組
防犯カメラに映ったフルフェイスの3人組

さらに映像からは、

刃物を持っている男
刃物を持っている男
ボストンバッグを持っている男
ボストンバッグを持っている男

手には刃物のようなものが握られ、1人はボストンバッグを持っている様子が分かる。

黒ずくめの3人は、事務所にいた女性従業員(50)に刃物を突きつけるとこう脅した。

犯人:
向こうを向いとけ。

そして、現金約2700万円が入った紙袋2個を奪って逃走。

犯行があった日、事務所には多額の現金があった。

会社はその理由について「賃金の支払いの日だったので、そこを狙われたというのはどうしても許せへんこと」と話した。

逮捕のきっかけは防犯カメラに映った車

なぜ逮捕できたのだろうか?

事件から約半年が経過。逮捕のきっかけになったのは、防犯カメラに映った白い車。

警察は防犯カメラの映像などから車を特定し、3人を逮捕した。

警察は認否を明らかにしていない。

(「イット!」2月10日放送より)