林芳正外相は2月9日、衆議院の予算委員会について「淡々と進んでいる」と評価した上で、理由について「岸田首相の安定した答弁だ」と述べた。
9日に行われた自民党岸田派の定例会で派閥のナンバー2で、座長を務める林芳正外相は、国会で連日行われている衆議院の予算委員会について「淡々と進んでいる」と述べた。
その上で林外相は「最も大きな原因は岸田首相の安定した答弁と言っていいと思う。決して怒らず、説明を丁寧にするという姿勢を崩さずに答弁をしている」と評価した。

国会で野党からの厳しい追及を受けている首相にエールを送った形だ。
一方、野党側は、更迭した元首相秘書官の性的少数者に対する差別発言や同性婚の導入について「社会が変わってしまう」と岸田首相が答弁したことなどについて追及を強めており、今後も激しいやり取りが予想される。