国連の安全保障理事会で、日本が12回目となる非常任理事国となり、石兼国連大使は「世界の平和について大きな責任がある」と述べた。

ニューヨークの国連本部で3日、就任式典が行われ、スイスやエクアドルなどと共に日本が非常任理事国に加わった。日本が選ばれるのは12回目で、加盟国で最多。
任期は2年間で、ウクライナ侵攻や北朝鮮の核開発など、山積する国際問題の解決にあたる。
石兼公博国連大使は「安全保障理事会に参加した以上、私は、隣国からの脅威と向き合っている日本、そして日本人の声を伝えたい」と述べた。

さらに1月は安保理の議長国も務め、大国が対立して国連の機能不全が指摘される中、リーダーシップを発揮できるかが問われることになる。