イランに対するアメリカの圧力が一段と強まっています。

トランプ大統領はイランを攻撃する可能性に触れる一方、「まだ最終決定は下していない」と話し、交渉を模索する動きも続いています。

イスラエル軍は18日もイランの首都テヘランなどへの空爆を続け、イランもミサイルを発射するなど攻撃の応酬が続いています。

アメリカによるイランへの攻撃が焦点となる中、トランプ大統領は18日、「まだ最終決定していない」と述べました。

アメリカ・トランプ大統領:
考えはあるが、最終決定はしていない。物事は変化するので最後の最後に決定をしたい。

こうした中、ウォール・ストリート・ジャーナルは18日、複数の関係者の話として、トランプ氏が17日にイランへの攻撃計画を承認したと報じました。

ただ、「イランが核開発を放棄するかどうか見極めるため、攻撃の最終命令は保留している」としています。

交渉の動きも出ています。

ロイター通信は、ヨーロッパの3カ国とイランの外相が20日に協議をすると報じたほか、ニューヨークタイムズはイランがアメリカとの会談を受け入れる意向だと伝えていて、こうした動きが緊張緩和につながるか注目されます。

フジテレビ
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国際取材部
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