都立大教授で社会学者の宮台真司さんが、キャンパス内で、首などを切られ重傷を負った事件で、警視庁は、12日午前、逃走した男の防犯カメラの画像を公開し、情報提供を呼びけた。
宮台さんは、先月29日、東京・八王子市の都立大・南大沢キャンパスで、男に刃物のようなもので切りつけられ、全治およそ1ヶ月の重傷を負った。事件から14日目を迎えたが、現在も男は逃走中だ。




警視庁は、きょう午前、殺人未遂容疑で、氏名不詳のまま、逃げた男の防犯カメラの画像を公開。身長180センチ~190センチぐらい。オレンジ色っぽいニット帽に、白いマスク、上下とも黒っぽい服を着て、白っぽいスニーカーを履いていたという。灰色と黒っぽいリュックサックを所持していたとのこと。
公開されたのは、南大沢キャンパスの中門と、八王子市下柚木3丁目付近の防犯カメラに捉えられていた画像。
警視庁は、「防犯カメラの捜査を重点的に行ってきたが、容疑者を特定する情報は入手できていない。画像を広く公開し、不審者に関する情報を入手しつつ、早期検挙するため、公開捜査に至った」としている。
この男は、現場のキャンパスから、駅とは反対側の、住宅街の方向に逃げる姿が防犯カメラに映っていたことが明らかになっている。(情報提供:警視庁南大沢警察署042‐653‐0110)
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