最低気温が氷点下の日が続く札幌市。そんな日の朝晩に気をつけたいのがツルツル路面での転倒。冬靴の準備はもう済んでいるだろうか?2022年の傾向を聞いてみた。

買い替え進む冬靴

千須和 侑里子 キャスター:
冬底と一言で言っても こんなにもたくさんの種類があるんですね

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札幌市内の百貨店の婦人靴売り場は冬靴を求める客で賑わっている。

客:
セラミックがいいなと 思って

客:
ギザギザした底、そういうのないかなと思って

毎年新製品が登場する冬靴。2022年の傾向は?

札幌丸井三越 皆川 諒太さん:
3年ぶりにコロナの規制がないので、買い替えがかなり進んでいる状況です

外出自粛要請などがなく、今シーズンは前年の2割増しで売れていると言う。

札幌丸井三越 皆川 諒太さん:
こちらは素材にセラミックとガラスビーズを配合した商品です。氷路面を引っかくように歩けるので滑りにくい

セラミック素材の靴底はツルツル路面に対しグリップ力が増すと言う。さらに細かいガラス繊維を配合することで少しザラザラした感触に。よりグリップ力が増して滑りにくくなっている。

千須和 侑里子 キャスター:
ちゃんと地面と掴んでいる感じがします。これはお洒落さと機能性、兼ね備えていてすごく使いやすそう

こちらはゴム素材の靴底。ギザギザの形状のゴムが交互に並んでいて、滑りにくくなっている。こちらの百貨店では約300種類もの冬靴を取り揃えている。

さらに2022年はこんな傾向も。

札幌丸井三越 皆川 諒太さん:
こちらでは靴底の張り替えサービスを行っております

手持ちの靴を滑らない靴底に張り替えてくれるというサービス。こちらも前年の2割増しで注文が増えているという。そのワケとは…。

札幌丸井三越 皆川 諒太さん:
理由としては物価の高騰が顕著であること。大切な靴を張り替えてまた履こうという人が多い

冬靴の値段が上がるなか、利用者が増えている靴底の張り替えサービス。
価格は9900円からとなっている。

もっと安い冬靴がほしい!そんな人にはこんな店はいかがだろう。

北海道発の"作業用品店"が手掛けるアパレルショップだ。50種類ほどの冬靴を取り揃え、価格は約4千円から。

昨シーズンの大雪の影響で早めに買い求める人が多く、こちらも前年の2割増しで売れていると言う。オススメの冬靴は?

ハミューレ 企画販売課 小松 勇太さん:
こちらの商品は、ガラス繊維が赤黒の部分に練り込まれていて、しっかり氷にグリップして非常に滑りづらい商品になっております

氷をグリップするガラス繊維配合部分を外側に配置。内側にはくぼみを施し滑りの原因となる水分を排出しやすい形状となっている。

進化し続ける冬靴。ツルツル路面で困らないよう、早めの準備をお忘れなく。

北海道文化放送
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