街頭インタビュー:
男ウケではなくて女ウケって感じ。自分ウケだよね。
街頭インタビュー:
かわいいよりもかっこいいのほうが好き。


街中で多く見られたのは、黒をたくさん取り入れたコーデや、極端に短い髪をした女性たち。これは一体!?
街頭インタビュー:
ガールクラッシュです。

“ガールクラッシュ(ガルクラ)”とは、女性が女性に憧れるような、クールでかっこいいスタイルのこと。
2022年の紅白歌合戦出場が決定している韓国の女性グループ「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」なども取り入れ、その影響もあり、「ガールクラッシュ」略して「ガルクラ」を取り入れる女性が街で増えている。
今回は、かわいいよりかっこいい!「“ガールクラッシュ”って何なのか?」ココ調した。
ショートカットが定番 カラーにもより強いこだわりが
みなさんは、どこを意識して“ガルクラ”を取り入れているのか!?ベスト3を調査。

第3位は「ヘアスタイル」。ガルクラの代表的な髪形が、ショートカットだ。

鮮やかな青い髪色が目を引く、ショートカットの女性を早速発見。
――今日のガールクラッシュポイントは?
街頭インタビュー:
さっき髪の毛染めたので、その色。背も高いから、女の子らしいというよりかはかっこいい系を意識して。

都内のヘアサロン「LIPPS hair渋谷」では…
LIPPS hair渋谷店 クリエイティブデザイナー 石井里奈さん:
ガールクラッシュヘアスタイルといって、女性の方がかっこいいメンズカットにして、男の子風にするカットがかなり増えています。

今回、1カ月以上前に予約したという、メンズカットをするお客さんを紹介してもらい取材。
胸まであるロングヘアだが、「かっこよくなりたい」という思いで今回、漫画の男性キャラクターをモデルにカットをするという。

カットする様子を見ると、まずは前髪をバッサリカット。

さらにサイド、そして後ろ…あれよあれよと短くなっていく。

約2時間後、ガールクラッシュヘアスタイルが完成!

ガールクラッシュヘアスタイルにした女性:
めっちゃ印象変わりました。ずっと鏡見ていたいです。


別のポニーテールの中学1年生も、かっこいい女性を目指し、大胆にイメチェンしたいということでバッサリとカット!人生初のショートカットで、ガルクラしていた。
また、こちらのロングヘアの女性は…

街頭インタビュー:
地毛を、黒にしています。
――黒に黒を足す?
はい。地毛だと、アイロンとかしていると茶色くなってきたりするんですよ。それを黒く染めて、かっこいい系にしています。

自分を強く見せたい思いで、黒髪にあえて黒を入れているという。
オンとオフでも使い分け? “メイク”が取り入れ第2位
続いて、みなさんがガルクラで取り入れていること、第2位は?
街頭インタビュー:
アイラインとか、濃いめのアイシャドーとか。

第2位は「メイク」。濃いめの強い色使いや上に跳ねあげたアイラインなどがポイント。

街頭インタビュー:
アイラインを今日は決めていきたいなって思う日は、跳ね上げています。
上げないパターンの日は、お仕事する日。ちょっと優しい印象を与えたいので、アイラインは下に下げるんですけど、お休みの日はグイッと(跳ね上げる)。
接客業のため、仕事のときは優しいメイク、休日は自分好みの力強いメイク、と、オンとオフで使い分けている。
気分から変化!? 黒系コーデが1位 アムラーに似てるけど…違いは?
では、“ガルクラ”で一番取り入れられていたモノが…

街頭インタビュー:
全身黒で統一するところ。
第1位が「黒系のコーデ」。


こちらの方はシューズ、ボトムス、トップス、アウター、髪の毛、すべて黒。みなさん、黒や濃いグレーのアイテムでコーデしている。
原宿のラフォーレに行ってみると…

スタッフ:
「ENVYMラフォーレ原宿店」では、店頭の目立つところに黒のアイテムがたくさん並んでいます

ENVYMディレクター 関口麗奈さん:
右側のマネキンの服(短めの黒いワンピース)とかが、ガールクラッシュっぽいアイテムなのですごく人気です。
さらに今トレンドなのが…

ENVYMディレクター 関口麗奈さん:
ミニにブーツっていうスタイリングが人気。

街の黒系ガルクラでも多く見られたのが、「ロングブーツ」に「ミニスカート」の組み合わせ。
ロングブーツにミニと言えば、お母さん世代は…

お母さん世代 街頭インタビュー:
安室ちゃんですね、世代的に安室ちゃん。
お母さん世代 街頭インタビュー:
安室ちゃんと同い年なんですよ。20代のときは、こういうブーツとか履いていたんですけど。
今のガルクラと昔のアムラー、何が違うのか?

街頭インタビュー:
(アムラー世代のモノは)厚底なのと、すごいタイトじゃないですか。今のって、ここ(足回り)に余裕があって。

ガルクラは、アムラー世代のモノより底が薄く、脚と隙間があるモノが多いという。
なぜ“ガルクラ”にこだわるのか!?

街頭インタビュー:
自信つくっていうか、この街の雰囲気に負けないぞっていう感じはあります。
街頭インタビュー:
男性ウケとか意識してなくて、自分の好きなもので一日過ごせれば、毎日楽しいかなって思ってやっています。

――ガルクラいつやりますか?
街頭インタビュー:
ライブのときとか、いつもより気合い入れて。気持ちから変わるんだよね。
外見だけでなく、内面も変わるそうだ。
(「めざましテレビ」11月22日放送分より)