兵庫県姫路市の姫路女学院高校で、10月3日午後3時から行われた会見。教師が生徒を平手打ちし、あごが外れる大けがをさせていた。
女子高ソフト部で起きた体罰と暴言
姫路女学院高校 摺河祐彦校長：
誠に申し訳ございませんでした。この度、本校ソフトボール部の体罰につきまして、被害に遭われた生徒さん、そしてご両親はもちろんのこと、心から申し訳なく思っております。
9月24日、ソフトボール部の1年の女子生徒（16）が大会にユニフォームを忘れたことに気付き、母親に連絡をした。
事情を聞いた母親が、顧問である41歳の男性教師に連絡をすると、そこで顧問は忘れ物をしたことに激怒。
教師は電話口で母親に「1発どついていいですか？」と言ったという。
その後、教師は謝るために近づいた生徒の頬をいきなりたたき、女子生徒はたたかれた衝撃で口の中が切れ、あごが外れた状態に。
教師は生徒を叩いた後、「帰れ！お前なんかいらん！」と暴言を浴びせたという。
生徒からは「怖い先生」 あごが外れたまま立ち続け…
生徒は許してもらおうと、あごが外れた状態で5時間以上、教師の側に立ち続けた。
しかし、そんな生徒に対して教師は「お前なんかいらん。おらんでもいい」などと暴言を浴びせ、生徒は泣きながら帰宅。
その翌日も、教師はスパイクを履く女子生徒の尻を2回蹴り、頭をたたくなどの体罰を行ったという。
女子生徒は全治1カ月と診断され、精神的ショックも大きく登校できない状態だという。
生徒からは「怖い先生だった」という声が聞かれた。
高校の生徒：
（ソフトボール部は）その怖い先生がいるから、めっちゃ厳しいイメージがある。
女子生徒側は警察に被害届を出す方針。男性教師は体罰を認めていて、高校は懲戒処分を検討している。
（「イット！」 10月3日放送）
