北朝鮮がミサイル発射を繰り返す中、日本、アメリカ、韓国の3カ国が日本海で共同訓練を実施した。

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日米韓の3カ国は9月30日、約5年半ぶりとなる対潜水艦作戦の共同訓練を日本海で実施。

韓国軍が公開した画像からは、アメリカの原子力潜水艦を先頭に、原子力空母「ロナルド・レーガン」や海上自衛隊の護衛艦「あさひ」、韓国海軍の駆逐艦が並んで航行している様子が確認できる。

原子力空母「ロナルド・レーガン」や海上自衛隊の護衛艦「あさひ」、韓国海軍の駆逐艦が並んで航行
原子力空母「ロナルド・レーガン」や海上自衛隊の護衛艦「あさひ」、韓国海軍の駆逐艦が並んで航行

潜水艦を探知・追跡しながら、情報を3カ国で共有する訓練が行われたとみられる。

防衛省は、地域の安全保障に対応するための3カ国の協力を推進し、ルールに基づき国際秩序を強化していくとしている。

北朝鮮を巡っては、先週、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射を準備する兆候が捉えられたほか、28日、29日と2日連続で弾道ミサイルを発射していて、関係国は警戒感を強めている。

(画像提供:韓国海軍)

国際取材部
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