プーチン大統領の側近の娘が死亡した事件で、ロシア国内の反プーチン勢力が犯行声明を出しました。
この事件は、モスクワ郊外で20日、プーチン大統領の側近で思想家のアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘が乗った車が爆発し、娘のダリア氏が死亡したものです。
この記事の画像(3枚)これについて、ロシア国内の反プーチン勢力の国民共和国軍=NRAが犯行声明を出しました。犯行声明でNRAは、「プーチン大統領が民族戦争を起こし、ロシア兵を無意味な死へと追いやった軍事犯罪者だ」と批判しました。
ドゥーギン氏は「プーチンの頭脳」と呼ばれ、広大な新ロシア帝国を作ることを長年提唱し、娘のダリア氏も父親同様、今回のウクライナ侵攻を支持していたということです。