私がお伝えしたいのは「進化するおにぎり」です。

JR東日本系のコンビニ「New Days」では、牛タン弁当などの駅弁を1つのおにぎりにまとめた斬新な商品が登場。(8月16日~9月5日 期間限定)250円からと少し高めですがボリューム満点です。
また、ローソンは希少ブランド米おにぎりを発売。

こうした進化系おにぎりの狙いとは?
ポイントはこちら!「小麦高騰なら米食べよう!

「New Days」の「駅弁風おにぎり」は鉄道開業150年を記念して開発されたもので、牛タン弁当以外に、しらす弁当も1つのおにぎりにまとめられています。

New Daysは2021年6月から「スゴいボリューム、スゴい見た目、おに(鬼)うまい」おにぎりを、「スゴおに」シリーズとして販売。
2022年7月に発売された「たこ焼きパーティ」のように、色々な具を一度に味わえる「魅惑のタコパおにぎり」(※現在は販売していません)などSNSでも大きな話題になっており、2022年7月20日時点での販売数は累計160万個となっています。

また、「ローソン」も新たな取り組みとして「全国でまだあまり流通していない」希少なブランド米を使った「おにぎり」を販売するキャンペーンを7月から展開。
9月6日からは、山形県産「雪若丸」を使用したおにぎりが発売される予定です。

ウクライナ情勢や急激な円安などで、食料品、特に小麦の価格が高騰し、パンなどの値上げが相次いでいます。
そこで注目されているのが、国内で生産され、価格が安定している「お米」です。
ピザハットでは、ピザ生地に100%国産の米を使用した「ごはんピザ」が登場しました。
小麦の高騰により、お米を使った新製品が相次いで誕生しており、私たちの食習慣が変化していくかもしれません。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。

木沢 基
木沢 基

フジテレビ報道局経済部記者。記者歴3年。
電動化を進める自動車業界や、コロナ禍を経て変革している小売り業界などを担当した後、現在は内閣府、消費者庁を担当。