新潟県内で活動するドローンパイロットが、ドローンの魅力を広めようとSNSに動画を投稿。小さな輪の中をくぐったり、ターンをしたり、巧みな操縦で室内を飛び回るドローンに今、子どもたちが夢中になっている。

日本チャンピオンは小・中学生 子どもたちが熱中するレーシングドローン

新潟・阿賀野市にあるサントピアワールド。

長谷川珠子アナウンサー:
こちら、サントピアワールドの一角にドローンが飛んでいます。私の周りをくるくる回っていて、生きているみたいです

ドローン
ドローン
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重さわずか30gの小さなドローンが右に左に素早く動き、縦横無尽に室内を飛行。でも、このドローンは一般的なものとは少し違うと言う。

輪をくぐるドローン
輪をくぐるドローン

ドローンパイロット NANKOTSUさん:
レーシングドローンというもので、ドローンを使ってレースをする

2021年から週に1回、子どもたちにドローンの操縦を教えているNANKOTSUさん。

ドローンパイロット NANKOTSUさん
ドローンパイロット NANKOTSUさん

県内でも数少ないドローンパイロットで、ここはレーシングドローンの操縦を体験できる県内唯一の施設だ。

ドローンパイロット NANKOTSUさん:
今の日本チャンピオンは、だいたい中学生とか小学生。それぐらいの子がトップの層にたくさんいる

今、小・中学生の間で高まっていると言うドローン熱。

レース用のドローンは、子どもが自ら手作りすることもあるのだとか。

ドローンパイロット NANKOTSUさん:
パーツは3Dプリンターで自作したりしている。電気的な配線をちょっと間違えると、電源が落ちて煙が出て壊れてしまう。そういう失敗を積み重ねて、学んでいくことができる

ドローン作りで学ぶことも
ドローン作りで学ぶことも

搭載カメラでパイロット気分に SNSで広めるドローンの魅力

子どもたちが虜になるレーシングドローンを、長谷川アナウンサーも体験してみると…

長谷川珠子アナウンサー:
難しい!1ミリ~2ミリのスティックの動きで、上がったり下がったりします

長谷川珠子アナウンサーも挑戦
長谷川珠子アナウンサーも挑戦

少し練習すると、輪をくぐることに成功!

輪くぐりに成功
輪くぐりに成功

また、レース中にかけるゴーグルには、ドローンに搭載されたカメラの映像が映し出され、まるでドローンのコックピットに座っている気分を味わうことができる。

ドローンに搭載されたカメラの映像
ドローンに搭載されたカメラの映像

このドローンとNANKOTSUさんが出会ったのは5年前。

ドローンパイロット NANKOTSUさん:
新潟出身のドローンレーサーは、僕ともう1人の2人だけ。新潟でも、こういう楽しさを広めたいと思った

SNSなどで積極に動画を配信しているのは、その魅力を広めたいからだと言う。

ドローンパイロット NANKOTSUさん:
遊びで使うドローンもあるんだよというのが広まっていってくれると、一つの趣味・ホビースポーツとして広がっていくのでは

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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