コロナ禍で病院への出入りが制限され、入院している家族や友人への面会が難しいこともある。そんな中で、友人の出産祝いをした様子がTwitterに投稿され話題になっている。

その様子がこちら。

提供:ぴかさん
この記事の画像(14枚)

「このご時世面会禁止なので、出産おめでとうを伝えてきた笑」とのコメントと共に投稿されたのは、2枚の写真。

1枚は奥にある建物に向け、「出産おめでとう」と書いた紙を芝生に広げている女性と子どもたちの姿。画像を拡大してみると、窓から両手をあげている人の姿が写っている。

提供:ぴかさん

そして2枚目の写真には、赤ちゃんを抱いて手を振っている姿も。

提供:ぴかさん

その姿から喜んでいることがうかがい知れる。出産をお祝いしたくても、簡単にできないいまだからこその新しいお祝いの形ではないだろうか。

投稿したのは、ぴかさん(@NicoPika3)。ぴかさんと息子さん2人、ぴかさんの友人と娘さんの5人で、出産した共通の友人に向けてお祝いをした時の様子だという。

この心温まるエピソードに、ネットからは「めちゃくちゃ素敵な関係」「素敵すぎるお祝いの仕方!」「映画みたい!」というコメントが寄せられ、19万2000いいねが付いている。(6月29日)

頑張っていたから少しでも近くで伝えたい

素敵な友情を垣間みれた投稿だが、どうしてこのような形でのお祝いを思いついたのだろうか?また、病室からはどのように見えていたのだろうか?ぴかさんに話を聞いた。


ーーどうして、こんなお祝いをしようと思いついた?

お友達はつわりも大変で出産までたくさん頑張っていたのを知っていたので、少しでも近くでおめでとうを伝えたいと思い、病院の下まで会いに行く事にしました。

提供:ぴかさん

ーー当時は、どのようなやり取りをしたの?

カンカン照りだったので、日陰で準備をして、芝生に子どもたちと一緒にメッセージを運びました。運ぶ前にLINEで「下見て~」とメッセージを送りました。

病室から見た様子(提供:ぴかさん)

ーーどうやってお祝いしていたのか教えて

赤ちゃんを出産したお友達におめでとうを伝えたかったのですが、面会禁止なので病院の下の広場に行きました。私も同じ病院で子どもを産んだので、病室から広場がよく見える事は知っていました。

ただ、上から見ると人はとても小さいので目立つように「出産おめでとう」というお手紙も持っていきました。前日にコンビニで印刷して、当日共通のお友達と一緒に近くのベンチで準備しました。

提供:ぴかさん

ーーお祝いをしてみてどうだった?

コロナ禍での最大のお祝いができたかな?と思います。生まれた赤ちゃんが大きくなった時に、こんな情勢でこんな出来事があったんだよ~と過去の出来事として話せる世の中になっている事を願います。

コロナで妊婦さんは孤独な気持ち

ーー出産した友人の反応はどうだった?

「暑いのにありがとう!とっても面白かったよ~!」とLINEでビデオ通話してきてくれました。生まれたての赤ちゃんも見せてくれました。

病室からの様子(提供:ぴかさん)

ーー投稿が話題になったけど、どう思う?

ママさん達は、コロナ禍で妊娠期間中の親子学級が中止になったり、出産前はPCR検査もあるので、お友達に会うのを控えたりしています。人との関わりが制限され、孤独な気持ちになる妊婦さんも多いかと思います。

立ち会い出産もパパさんが、分娩室にいられる時間が決まっていて、不安な気持ちで出産を迎えるママさんが多いので、この「出産おめでとう」のメッセージが皆さんの心に響いたのではないでしょうか。


ーー反響はあった?

病院にいたお友達は、伝えていないのに「この投稿もしかして…?」と友達から連絡が来たそうです。また全く知らない人からもおめでとうとコメントをもらって私が出産した訳ではないのにとても温かく嬉しい気持ちになりました。

提供:ぴかさん

このサプライズは直接お祝いができない状況の中で、心に残る素敵な思い出になっただろう。

記事 4310 プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。