東京・日本橋の上を通る首都高を地下化する工事が進む中、きょう、橋桁を撤去する作業が公開された。
公開されたのは、去年5月から出入り口が廃止されている首都高江戸橋付近。きょうは、長さおよそ32メートルの橋桁を外し、台船に乗せる作業が行われた。すでに一部の橋桁が撤去されているため、日本橋がかかる川からは、青空をのぞむことができた。
首都高都市環状線の日本橋区間は1963年に開通し、すでに60年以上が経過。道路を支えるコンクリートには、多くのひび割れが見つかるなど更新事業が必要な状況になっていた。一方で、日本橋周辺の景観問題も相まって、首都高の1キロ余りの区間をを地下に移す、超大型の都市計画が決定した。
今後、地下の掘削工事などが進められ、今回、地下化が進められている区間の工事がすべて終わり、日本橋の上に青空が見えるのは、2040年ごろになる見通しだ。
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