新潟・田上町で、特産の「越の梅」の収穫がスタート。「越の梅」を生産する農家に話を聞いた。
梅干しや梅酒に…小さめでも品質良好「越の梅」
6月17日、田上町の特産「越の梅」の収穫と出荷が始まり、生産者の小柳松栄さんが朝から作業にあたっていた。

小粒で種が小さく、果肉が多いのが特長の「越の梅」だが、2022年は春先の天候の影響を受けたそうで…

JAにいがた南蒲田上町梅生産組合 小柳松栄 組合長:
春から雨らしい雨が降らないので非常に水分不足で、ちょっと小さめの実

実が小さいため、収穫できる量も例年の7割ほどの見込みだが、品質は良好。枝のこすれによる傷がほとんどなく、ハリとツヤのある「越の梅」ができたと言う。

松尾和泉アナウンサー:
「越の梅」を見てみると、緑色のものと色づいたものがあります。これは日が当たった影響で赤く色づいているだけで、品質的には問題なくおいしく食べられます

色づきに関係なく皮が薄いため、梅干しにぴったりだという「越の梅」。最近では認知度が上がり、買い求める人も増えていると言う。

JAにいがた南蒲田上町梅生産組合 小柳松栄 組合長:
私たちの梅は量がないので、ぜひ一つ、スーパーなどで買って、梅干しや梅酒にして食べて、飲んでいただければありがたい

「越の梅」は7月上旬までに約25トンの出荷を見込んでいて、新潟県内のスーパーなどで販売される。
(NST新潟総合テレビ)