東北電力管内では、2021年2月から電気料金の値上げが続いている。夏を迎える前に、夏の節電ポイントについて節約アドバイザーに聞いた。

値上げは17か月連続…値上がり幅は1800円超

値上がりが続く電気料金。2021年1月以降、電気の使用量が平均的な家庭の電気料金の値上がり幅は、1819円に上った(東北電力管内)。

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2021年1月、ひと月6746円だった電気料金は17カ月連続で値上がり、2022年6月には8565円となる。

値上がりが続く現状に、新潟・長岡市出身の節約アドバイザー丸山晴美さんは…

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
先行き的には、上がることはあっても下がることはしばらくはないかなと思っているので、より節電を意識しないと、家計負担が大きくなってしまう

節約アドバイザー 丸山晴美さん

そこで、夏を迎える前に取り組みたい節電ポイントを聞いた。

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
夏の日中、午後2時ごろの消費電力の割合がエアコンが53%、冷蔵庫が23%、照明5%、テレビ5%。これで、ほぼほぼ夏の電力使用量を占めている

夏の消費電力

節電ポイント① 夏の消費電力1位・エアコン…扇風機との併用を!

松村道子キャスター:
夏に最も消費電力が高いエアコンは、設定温度を1℃下げるだけで、1シーズン800円の節電になります

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
エアコンの冷気は床にたまる性質があるので、エアコンの冷気と扇風機の風がぶつかり合うような形で置くと、比較的対流となって涼しさを体感することができる

また、熱気は窓ガラスを通して室内に入ってくるため、カーテンを閉めることでエアコンの冷房効率を上げることができる。

節電ポイント② 夏の消費電力2位・冷蔵庫…置き位置に注意を

松村道子キャスター:
冷蔵庫の消費電力が多くなる夏、冷蔵庫の置き場所も大事なポイントです

冷蔵庫は壁の間隔をあけ、上に物を置かない・直射日光の当たる場所を避けるなど、放熱スペースを確保することで…

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
適切な空間に冷蔵庫を設置することで、年間1200円くらいの節電になる

また、夏は冷蔵庫の開閉頻度が多くなることから、開閉頻度を減らし、開ける時間を短くする意識付けも重要だ。

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
冷蔵庫に物がいっぱいあると、それを冷やすために余計な電力がかかるので、それをやめるだけでも1160円の節電になる

一方で、冷凍庫は物を詰め込むことでお互いが保冷剤の役割を果たすため、たくさん詰め込んで構わないと言う。

節電ポイント③ 夏の消費電力3位・照明…省エネ性能に買い替えを

照明は、省エネ性能が高い照明に買い替えることで節電効果は高まる。

省エネ性能が高い照明に

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
蛍光灯のシーリングライトからLEDのシーリングライトに変えると、消費電力は約半分になる。また、LEDに変えることで、その後ずっと節電になるので、リビングなど長く使う部屋からLEDに変えることをオススメする

また、テレビも音量を下げ、画面の明るさを暗くするだけでも節電効果が期待できるという。

“クールシェア”で部屋は涼しく、家庭の絆は温かく

また、丸山さんは1つの部屋を涼しくして、そこに家族が集まる“クールシェア”の実践も呼びかけている。

節約アドバイザー 丸山晴美さん:
各々の部屋でエアコンや照明をつけると、それだけ電気代がかかってしまう。家族みんなで1つの部屋で涼しさを共有することが節電につながるので、やっていただきたい

電気料金が高くなっているからと言って、エアコンを我慢すると熱中症のリスクが高まる。

2022年の夏は、家族でクールシェアをして節電しながら部屋を涼しく、家族の絆を温めてみてはいかがだろうか。

(NST新潟総合テレビ)

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