これまで数多くのスイーツを手掛け、多くの人を笑顔にしてきた世界的パティシエ・辻口博啓が新作を発表した。その新作とは?
辻口博啓氏の新作はなんと”カレー”

石川・七尾市出身で、世界の数々のコンクールを制してきた辻口博啓氏。
この日の試食会で披露された新作というのが…
辻口博啓氏:
「能登豚のスパイシーカカオカレー」です。

コンセプトは「パティシエが本気でつくるカレー」
20種類以上のスパイスやハーブに、ビターチョコレートを重ねた「スパイスカレー」だ。
向山侑希アナウンサー:
頂きます。スパイス効いてて少しピリ辛なんですが、食べると甘味もあって、能登豚もほっろほっろでおいしいです。

石川・白山市特産の唐辛子「剣崎なんば」を使い、「能登豚」をじっくりと煮込んで旨味を閉じ込めた。米は、石川・津幡町で収穫した黒米を使っている。

なぜ世界的パティシエがカレーを…?
しかし、なぜ世界的パティシエがカレーを作ろうと思ったのだろうか?
向山アナ:
なぜ今回カレーだったんでしょうか?
辻口博啓氏:
カレーが好きなんだよね。カレーのチョコレートを作ったんですよ。カレー味のボンボンショコラはできるのに、チョコレートをいれたカレーができないはずはないと思ったので!

実は辻口さんは、パリで年に1度開かれるチョコレートの祭典「サロンデュショコラ」で6年連続で金賞を獲得したショコラティエでもある。
辻口氏:
もともとは苦味があったり、後味にスパイシー感があったり、フルーツ感があるのがチョコレートなんですよ。カレーの深みがでるので、そこをうまく表現していく

世界的パティシエのカレー…お味は?
カカオを知り尽くしたショコラティエのカレーに、試食した人は…
試食した人:
パティシエが作られているだけあって、カカオの香りがすごくたっています。他とは違うオリジナルな味の感じで美味しいです

試食した人:
美味しい。(見た目も)キレイだから、デザートのプレートをみているようですね
辻口氏:
今回こういう2022年版を作って、これから魚介とチョコレートを組み合わせていくと、またおもしろいカレーになるのかな。チョコレートとカレーのクリエーションを作って行きたいと思います

このカレーは石川・白山市にあるイオンモール白山のカフェドゥアッシュなど、石川県内の2店舗で数量限定で提供される。
(石川テレビ)