2022年の母の日は5月8日。この母の日の定番プレゼント、カーネーションがいま進化を遂げているという。新潟市の市場を取材した。

“青い”花びらに“虹色”の花びら! 進化するカーネーション

母の日に欠かせないカーネーション。定番は赤い花びらだが…

この記事の画像(11枚)

新花 総務部 池田紀行 主任:
落ち着いた色や赤よりも、さらに派手なカーネーションもあるので、好みに応じて選んでいただけたら

新花 総務部 池田紀行 主任
新花 総務部 池田紀行 主任

本来、青の色素を持たないカーネーションだが、技術の発達により“青の色素”が組み込まれ、彩り豊かに。

新花 総務部 池田紀行 主任:
ほかの花から青の色素の遺伝子を組み替えて作り出されたのが、「ムーンダスト」というカーネーション。花持ちもとても良いので、長く楽しめると思う

青いカーネーション「ムーンダスト」
青いカーネーション「ムーンダスト」

変わり種はほかにも。

佐藤航記者:
色とりどりなカーネーションが並ぶその中でも、ひと際目立つ花びら。葉っぱを見ると、赤みがかっています

カラフルなカーネーション
カラフルなカーネーション

あるひと手間を加えることで、花びらもカラフルになるという。

新花 総務部 池田紀行 主任:
これは“染めカーネーション”。白いカーネーションの茎を複数に裂いて、それぞれの色の液を吸わせて発色させている

染色液を茎から吸わせて花びらを発色させるため、葉っぱにも色がついている。

染色液で葉っぱにも赤みが(左)
染色液で葉っぱにも赤みが(左)

母の日が近づくと、輸入品が半分ほどを占めるカーネーション。2022年は原油高で輸送コストなどがかかり、例年より1割ほど高くなっている。

様々なカーネーション
様々なカーネーション

年に1回の母の日に色とりどりのカーネーションで、日頃の感謝を伝えてみてはいかがだろうか。

(NST新潟総合テレビ)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)
NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。