いま、SNSで「赤の他人の証明写真」というカプセルトイが話題に。めざまし8は、買いに来た人の声からその人気のワケに迫りました。
“大阪”からの購入者も 「どんな人?」想像する楽しさ
買いに来た人:
地元の友達が東京にこれあるらしいからやってきてほしいって、代理で来た。
東京・新宿区で訪れた人が夢中になっているのがこちら。

ディレクター:
真面目そうな顔の男性の写真が入っていました.。
カプセルからは見ず知らずの人の証明写真が出てきました。

リアルさを追求するため、これ全て、就職活動やパスポートなどに使う本物の証明写真なんです。設置から10日で約1000個売れたというこのカプセルトイ。買いに来た人たちは。
買いに来た人:
おじさんを(スマホに)貼っていたら面白いかなと思って買いに来ました。
Q:
どれが欲しいとかあった?
買いに来た人:
おじさんが欲しくて、おじさんなら誰でもいいって感じ。
Q:
お目当ては出た?
買いに来た人:
違うおじさんのほうが嬉しかったけど、おじさんだったんで普通に嬉しいです。
さらに別の買いに来ている方に話を聞くと。
買いに来た人:
面白いです。誰なんですかね。ネタに買ってみたんですけど、どうしたらいいかわかんないですね。とりあえず会社の人に見せて楽しもうかなって。会社に飾るかもしれないですこのまま。
この日は複数回購入する人や、大阪から買いに来た人の姿もありました。なぜこのようなカプセルトイが作られたのでしょうか。考案者の寺井広樹さんに伺いましました。

“赤の他人の証明写真”考案者 寺井広樹氏:
今コロナ禍でマスク生活が当たり前になって、人の顔を見る機会ってなかなかなくなってきたと思うんですよね、証明写真っていうのは人の顔、素顔に一番近いものじゃないかなと。この証明写真の方がどんな仕事を探されているのかなとか。この人ってどんな人なんだろう、どういう名前なんだろうとか。いろいろ想像するのも楽しいかなと思う。
「自分も証明写真のモデルになりたい」と毎日のように応募があり、4月末に第2弾も検討しているということです。
(「めざまし8」NewsTag 4月6日放送)