アメリカ・ロサンゼルスで、屋内の施設でのマスク着用義務がおよそ8カ月ぶりに解除されました。
カリフォルニア州ロサンゼルス郡では、新型コロナウイルスによる入院患者数などが大幅に改善されたため、4日からワクチンの接種状況にかかわらず、屋内でのマスクの着用義務が撤廃されました。
対象となるのは飲食店やフィットネスジム、映画館や美容院などで、この地域で着用義務が解除されるのは去年の7月以来のことです。
取材に対してレストランの客は「素晴らしい気分です。みんながパンデミックに対する向き合い方を変えて日常に戻り始めているのを見るのはとてもうれしいですね」と話していた。またレストランのオーナーは「店内を見渡せば、お客さんの笑顔が見える。これまでは見られなかったから、とてもホッとしますね」などと安堵の言葉を口にしていました。
一方、公共交通機関や病院などでは今後もマスクの着用が求められ、保健当局はそれ以外の場所でも、マスクの着用を引き続き強く推奨するとしています。