日本政府が「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を推薦したことについて、韓国の文在寅大統領が2月10日初めて言及し、不快感を示しました。

韓国メディアによりますと、文大統領は世界の主要通信社の書面インタビューの中で、「歴史問題の解決と未来志向的関係を模索すべき時に憂慮される問題だ」と述べ、「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を目指す日本政府に対し、不快感を示しました。
文大統領がこの問題に言及するのは今回が初めてです。
さらに文大統領は「歴史の前で誠意ある姿勢が重要だ」として、日本の前向きな対応を求めています。
韓国は、「佐渡島の金山」が強制労働の被害現場だったなどとして登録の推進に強く反発し、日本政府が正式表明した1月28日当日に、官民合同のタスクフォースを発足させ、2月4日には初の会合が開かれるなどすでに対応に乗り出しています。