防犯カメラが、バチ当たりな行為の一部始終を捉えていた。
1月15日、福岡市の神社に現れた男。何やら、さい銭箱の中が気になっている様子。しかし、背後から人が近づくと参拝者のフリをしてその場を立ち去った。約10分後に戻ってきた男が手にしていたのは…。
さい銭が盗まれる被害相次ぎ…神社警戒
事件が起きたのは、あたりが薄暗くなる午後5時過ぎのこと。
福岡市中央区の警固神社に現れた男。さい銭箱の中をのぞき込むが、人の気配に気がつくと手を合わせてその場を立ち去る。

その約10分後、男が戻ってきた。目当てはどうやら、さい銭。棒のようなものを使い、さい銭を取り出そうとしているのがわかる。

しかし、次の瞬間…。神社の職員が男を取り押さえ、窃盗未遂の現行犯で逮捕した。

警察によると、男は福岡市東区の無職の的野達生容疑者(71)で、手にしていたのは計測に使うためのメジャーだった。
メジャーの先端には粘着テープのようなものが取り付けられていて、現金160円が張り付いていたという。

神社では2021年から複数回、さい銭が盗まれる被害に遭っていて、職員たちが警戒していた。調べに対し、的野容疑者は「私はそんなことしていない」と容疑を否認しているいう。
(テレビ西日本)
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