林芳正外相は1月13日、日本記者クラブで行われた会見で、在日米軍施設内での新型コロナウイルスの感染拡大が、周辺自治体での感染者急増につながった可能性に言及した。
林外相は、沖縄県などで新型コロナウイルスの感染拡大が起きていることについて、「在日米軍施設区域内の感染状況が周辺自治体における要因の一つである可能性は否定できない」と述べた。

また、林外相は「アメリカ側に対して感染拡大防止と地元の方々の不安解消に向けた対応を申し入れてきた」と強調し、引き続き、アメリカ側と感染拡大予防で緊密に協議していく姿勢を示した。
一方で、日米地位協定については、「見直しは考えていない」と述べた。