アメリカ・ニューヨーク州は、全米で初めて医療従事者に新型コロナワクチンの追加接種を義務化する方針を明らかにした。
ニューヨーク州のホークル知事は7日、医療従事者に対して宗教や健康上の理由でワクチン接種ができない場合を除いて追加接種対象となってから2週間以内に接種することを義務化すると発表した。陰性証明の提出は認られておらず、義務化はアメリカでは初めてとなる。
ニューヨーク州では1日あたりの新規感染者数が8万人を超え、感染による医療従事者の欠勤が相次いでいて、懸念が強まっていた。また18歳以下の子どもの入院者数も1カ月で7倍となっていて、ほとんどがワクチンを接種していないことから保護者に子供への接種を呼びかけている。