韓国で、新型コロナウイルスのオミクロン株に感染した90代の患者が死亡した。

オミクロン株感染者の死亡は、韓国では初めて。

韓国の保健当局によると、韓国南部・光州(クァンジュ)市の老人ホームに入居していた90代の患者が、新型コロナに感染して、2021年12月27日、死亡した。

その後の疫学調査の結果、オミクロン株への感染が確認された。

また、同じ老人ホームに入居し、12月29日に死亡した90代の患者もオミクロン株への感染の可能性があるとして調査している。

2人は、ワクチンを2回接種済みで、基礎疾患があったという。

この老人ホームでは、あわせて21人が新型コロナに感染しており、ほかにオミクロン株の感染者がいないか、当局が検査を進めている。

韓国では、これまでに1,318人のオミクロン株感染が確認されるなど、市中感染が広がっている。

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国際取材部
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