理由はエタノールの凝固点!? 科学の力で氷を溶かす

フロントガラスなど車のガラスが凍ってしまったとき、皆さんの対処方法は?

ウェザーニューズは「フロントガラスが凍った時の対処法」について、約1万人を対象にアンケートを取った。
調査によると、1位は「車のくもり止め機能(デフロスター)を使う」で45%となっている。
2位は「お湯をかける」で23%。
しかし、お湯をかけることは危険行為だ。温度差でガラスが割れたり、溶けた水がすぐに凍り付く可能性がる。

おススメは、調査では3番目となった「解氷スプレー」を使う方法だ。

JAFが行ったテストによると、デフロスターを使用した場合、フロントガラスが温まるには時間がかかり、視界が確保されるまで10分ほどかかる。
一方、解氷スプレーをフロントガラスに吹きかけると、どんどん氷が溶けていき、1分ほどで視界が確保できる。

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解氷剤の主な成分はアルコール類。例えば、アルコールの一種であるエタノールは、マイナス114.5度にならないと凍らない。水が氷になる温度(凝固点)は0度だが、解氷スプレーを吹きかけると水とエタノールが混ざり、凝固点がマイナスとなることで氷が解ける。

いよいよ本格的な冬が到来。路面が滑りやすくなっていたり、視界が悪くなったりと、車の運転には細心の注意が必要な季節だ。フロントガラスが凍結した場合はきちんと対処をして、安全運転に心がけよう。

画像提供:JAF愛知支部
参考:ウェザーニューズ