今年一年の出来事を漢字四文字で振り返る「創作四字熟語」が発表された。

住友生命保険は「創作四字熟語」の入選作品50編のうち最優秀作品に「七菌八起(ななころなやおき)」(七転八起)が選ばれたと発表した。「リバウンドがあってもコロナに負けずに起き上がろう」との思いを表したということだ。

また、優秀作品9編には、東京オリンピックでの卓球混合ダブルスの活躍をたたえた「二者卓逸(にしゃたくいつ)」(二者択一)や、上野動物園に生まれたみんなに愛される双子のパンダから「双子総愛(そうしそうあい)」(相思相愛)などといった嬉しいニュースが並んだ。

一方で、ヤングケアラーを表した「幼老介護(ようろうかいご)」(老老介護)や、ネット上の悪質な誹謗中傷に対する厳罰化をテーマにした「中傷必罰(ちゅうしょうひつばつ)」(信賞必罰)など、社会問題を反映したものも選ばれた。

この記事の画像(7枚)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(7枚)
経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。