子どもの頃、幼稚園や学校でのお弁当タイムが毎日の楽しみだった人も多いことだろう。

「今日のおかずは何かな」とワクワクしながらふたを開け、好物が入っていたら「やった!」と心の中で歓声をあげたくなる。しかし、もし苦手なものが入っていたら、たちまち気分はどんより…。

そんな「苦手なおかずが入ったお弁当」のときの、6歳の女の子の反応が話題になっている。

頑張って食べたけど…メモには「二度と入れない」

娘さん「おかあさん、きょうのおべんとうにとんかつがはいってた」
お母さん「ああ~、お腹が空いてたら食べるかもと思って入れてみた。残した?」
娘さん「たべたよ、ぜんぶ」
お母さん「え!」
娘さん「おこめといっしょにいそいでごっくんした」
お母さん「へえ!がんばったね!」

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投稿したのはInstagramで家族のエピソードを発信している、6歳と3歳の姉妹を育てるおかや(@okaya.tmk)さん。

ある日、6歳の娘さんの幼稚園の弁当にとんかつを入れたそうだが、実は娘さんはとんかつが苦手。おかやさんも「お腹が空いてたら食べるかもと思って入れてみた」そうなのだが、幼稚園から帰ってきた娘さんからは「全部食べた」との報告が!

苦手なものを我慢して食べた娘さんに「頑張ったね!」と声をかけ、空っぽになった弁当箱を受け取ったおかやさんだったが、その日の夜、ふと冷蔵庫を見てみると、貼られていたのがこちらのメモ!

おべんとうに にどと とんかつをいれない。

「もうとんかつを入れないでね」というお願いではなく「二度と入れない」と宣言する文章、さらに「スター・ウォーズ」のキャラクター、ダース・ベイダーの姿がプリントされたメモの“いかつさ”が相まって、娘さんの本気度がビシビシ伝わってくる。

一連の漫画には「かなりの本気が伝わる(笑)」「“食べてくれたのなら、また入れてみよっかな”という、母の心を読まれてしまいましたね」「直接言うのではなくメモ用紙というところに本気度と気遣いを感じました」とコメントが続々。

“圧”の強いメモに思わず笑ってしまうが、果たして娘さんは無事、とんかつ弁当を回避できるようになったのだろうか、メモの効果はいかに? おかやさんにその後のお話を聞いてみた。

紙に記すことで抗議の本気度を見せる
紙に記すことで抗議の本気度を見せる

その後とんかつは「一度も入れていません!」

――このメモを発見した時、どう思った?

内容と絵のマッチに感心してしまいました。


――普段の娘さんの様子は?お母さんから見た娘さんはどんな子ども?

ゲーム(Switch)が大好きで、最近は餃子が好物です。3歳の妹をかわいがっています。ゲームはもちろん、友達と公園で走り回ったり、工作やお絵描きも大好きです。

最近はYouTuberごっこもよく見かけます。「皆さんこんにちは!◯◯です。今日はスライムで遊びます!」と話しながら遊ぶなど…

冗談を言ってよく笑います。意外と繊細なところもあり、優しく可愛い子です。

仲良し姉妹の娘さんたち
仲良し姉妹の娘さんたち

――娘さんからの伝言メモはよくあるの?

お弁当へのメモは初めてです。手紙を書くことが好きなので「おかあさんだいすき」のような可愛いメモを貰ったことは何度もあります。


――メモを発見した後、どんな話をした?

私「なんで紙に書いたの?」
娘「お母さん忘れっぽいからね!」
という会話をしたことを覚えています…


――その後、とんかつは弁当には入れた?

とんかつはもちろん一度も入れていません!
次の日お弁当に入れる予定のおかずを、念のため伝えたりします(笑)

妹さんに「赤ちゃんピザ」などの手作りメニューを作ってあげることも
妹さんに「赤ちゃんピザ」などの手作りメニューを作ってあげることも

「今日は食べられたけど、やっぱり苦手!」という気持ちをなんとしてもお母さんに伝えたい…。そうだ、紙に書いておけば絶対に忘れないはず!

そんなひらめきが生み出しただろうメモ、お母さんのおかやさんは「『ものすごい嫌です』という気持ちがギンギン伝わりました」「頑張って食べてきたと思うと可愛くて、ご、ごめん…という気持ちです」「一生懸命完食し、一生懸命思い(恨み)を伝えてきました…」としっかり受け止めたようで、それから娘さんの弁当のおかずにとんかつが登場することはなかったそう。

家では他にも「スター・ウォーズ」シリーズのメモを使っているそうで、娘さんがダース・ベイダー型のメモを使ったのは“圧”を強める効果を狙っていたわけではないようだが、弁当に関する要望のメモは初めてだったということで、「しばらく貼ったままにして、見るたび気を引き締めました!(笑)」とも話していた。

このメモで伝えるべき事を伝えきった娘さんはその後、ごきげんで妹さんと“鬼滅の刃ごっこ”で遊んでいたそうだ。


――メモへの反響、どう思った?

子どもならではの予想外の言動や、狙っていない面白さや可愛さに共感してくださる方が多くコメントをくださり、嬉しかったです。

娘さんには今後、大好きなおかずや時にはちょっと苦手なものにもチャレンジしつつ、お弁当タイムをたっぷり楽しんでほしい。