体が温まる食べ物が恋しくなるこの時期、暖房費の高騰が悩みの種だが、北海道産の冬野菜が例年に比べて割安だ。
新作レシピの鍋料理とおでんで野菜をたくさん取って温まってみるのはいかがだろうか。

北海道各地で初雪の便りが聞かれるようになった。
2021年の北海道内は冬野菜が豊作で、スーパーの野菜コーナーではハクサイやダイコン、ニラ、ネギなどが例年より2割ほど安く売られている。

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値上げ続きの家計にうれしい「豊作の冬野菜」

キテネ食品館 青果部 田中 秀敏さん:
ハクサイやダイコンが大きく育ったので安く提供できます。ダイコンは大きくなるとやわらかいので"おでん"に最高。(鍋などに)たくさん入れて食べてほしいです

鍋やおでんの材料となる野菜が安いということで、最新のグルメを探した。

札幌市中央区の狸小路で、創業40年以上の鍋の専門店「ぽんぽこ亭」。この冬、新しく登場したのが…

ぽんぽこ亭 吉川 精一さん:
サムゲタン風の韓国風鍋で薬膳がたっぷり入って、塩こうじを使った発酵スープで食べます

「薬膳スープ」であったまる鍋

韓国のサムゲタン風のスープに塩こうじや豆乳を加え、ハクサイ、サラダほうれん草など6種類の野菜やショウガ、ハッカク、クコの実などを入れた薬膳豆乳鍋だ。

ぽんぽこ亭 吉川 精一さん:
酒かすを使ったトマトチゲスープと、チーズやキムチなどの発酵素材をふんだんに使っているので体も温まります

「チーズ&野菜」たっぷり鍋も

そしてもう一つは、ハクサイやシメジなど5種類の野菜と牛モツをチーズで包み込んだチゲだ。

どちらの鍋もテイクアウトできるため、自宅で楽しむことも可能だ。

「フレンチ&おでん」が融合

続いては、新しいスタイルのおでんを提供する、札幌市中央区の「ビストロバンバン」。

ビストロバンバン 紺谷 良 料理長:
フランス料理のソースを生かした組み合わせを考えて、フレンチ風のおでんを提供したいと考えました

和のおでんを、フレンチのソースでアレンジしたという。

ダイコンには、"ポルチーニ"というキノコを使ったソースを。はんぺんには、オマールエビのソースをあわせ…

湯むきして、おでんだしに1日漬け込んだトマトにはチーズをのせ、バジルソースをかけた。

ダイコンおでんのポルチーニソースは、ソースの濃厚な味の中に和風のだしがきいていて、実に美味しく仕上がっている。

この洋風おでんのソースは家庭でも簡単にできる。特別に作り方を教えてもらった。

家庭でもできる「洋風おでんソース」

まずはそれぞれ1パックの分量のシイタケ、シメジ、マイタケを炒める。これにおでんの出汁を入れる。

ビストロバンバン 紺谷 良 料理長:
ソースを作るポイントは、"だし"をぎりぎりまで煮詰めて、水分がなくなるかなくならないかの状態まで持って行って、仕上げにクリームを入れてミキサーで回します

このフレンチソースはパスタにも使えるということだ。

安くなった北海道産の冬野菜を使い、アイデアいっぱいの鍋料理やおでんで、この冬の寒さを乗り切りたい。

(北海道文化放送)