パッキンは消耗品 交換時期の目安は1年
寒い日が続き、温かい飲み物が恋しい季節となった。職場や学校などに、温かいままお茶やコーヒーを持っていくときの強い味方が「魔法びん」。
その魔法びんの正しいお手入れ方法について、世界的にも有名な魔法びんブランド「サーモス」に聞いた。

まずは、魔法びんの使用やお手入れにおいてやってはいけないことがある。それがこの3つ。
(1)食器洗い乾燥機を使わない
食洗機は洗浄や乾燥の際に高温になり、変形の原因になる。そのため、ほとんどの魔法びんが対応していない。
(2)塩分の多いものを入れない
塩分はステンレス鋼がサビる原因になる。ただ、スープジャーのように口元が広く底まで手が届いて洗えるものであれば、入れても問題ない。使用後はできるだけ早く洗うこと。
(3)洗浄時に、金属たわし・クレンザー・塩素系漂白剤を使用しない
使用すると傷やサビ、保温不良の原因になる。

魔法びんの正しいお手入れは、以下の通り。
まず、全ての部品を取り外す。
次に、やわらかいスポンジを使い、食器用中性洗剤でボトルの中までしっかりと洗う。この際、ボトル内のしつこい汚れには酸素系漂白剤を使ってつけ置きしても大丈夫だ。
最後に、上下逆さまにして立てた状態で乾燥させる。水気はサビの原因になるので、しっかり乾かすこと。
ちなみに隙間をカバーしているパッキンは消耗品で、交換時期の目安は1年となっている。
出典・画像提供:サーモス株式会社
(東海テレビ)