「気付かない!」“ある現象”を使った看板の正体
JR秋葉原駅の前で発見したのはちょっと不思議な看板。
横断歩道に設置された消火栓の場所を知らせるものですが、その下に何か書かれています。めざまし8は全てひらがなで記載されているユニークな看板の正体に迫ります。

実はこの看板にはこう書かれています。
みさなん おつれまかでさす。きづまきしたね?
うえを むいるていと なにしから
はけっんが あるでものす。
この看板の近くを歩いていた若い女性たちに読んでもらうと、
20代女性:
『みなさん おつかれさまです きづきましたね』えっ?『きづまきしたね』?
――異変に気付きました?
20代女性:
あー!あれか。パッと見たら、違うようにみえる。
10代女性:
みなさんおつかれさまです。きづきましたね。うえをむいてあるいていると なにしからはっけんがあるものです
――気付きました?
10代女性:
気付かない!気付かない!バチバチに気付かない!
実は文字順がバラバラなことに気付かない人もいると思いますが、なぜか読むことができるのです。これは都内の屋外広告などを手がける会社が設置した広告。
どうして、こうしたものを設置したのでしょうか?
太陽巧芸社 担当者:
(文章は)タイポグリセミア現象という手法になります。ちょっとクスってなればいいなという思いを込めています。
単語の最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう「タイポグリセミア現象」というものを利用した広告戦略。
不思議と目を引きます。
めざまし8もその現象を利用して、『きょうも あたなに いいとこが ありまうよすに。』

正しくは『きょうも あなたに いいことが ありますように』でした!
ユニークな発想で私たちを楽しませてくれる街の看板。
あなたの街の看板にも新しい発見があるかもしれません。
(めざまし8 「News Tag」10月20日放送より)